活字中毒:異世界駅舎の喫茶店 Swind -(宝島社文庫)

異世界駅舎の喫茶店 (宝島社文庫)

異世界駅舎の喫茶店 (宝島社文庫)

高山への新婚旅行の帰路、
JR東海ディーゼル特急・ワイドビューひだは美濃太田の近く。
その時急なショックが。
気がつくと特急車内ではなく、古式ゆかしい木製客車、牽引はSL、ついた駅は美濃太田でも名古屋でもない異世界だった。
妻は記憶をなくし猫耳娘になっていた。
終着駅の駅長の好意でその駅の職員から駅長代理に、さらに待合室を改装した喫茶店を開業。
名古屋で喫茶店をやりたかった主人公は、この異世界、小麦粉がなく、白物家電もないところで新しい料理を皆にふるまう。
元の世界の技術をどれだけ異世界に持ち込むかの悩みも少し。
名古屋の雰囲気もあって面白い。
やはり作者は名古屋在住でした。