活字中毒:老人と宇宙(そら)

老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)

老人と宇宙(そら) (ハヤカワ文庫SF)

未来の地球。大戦に勝ったアメリカ人たちは地球に残り、負けたインド人達は続々と宇宙の植民地に出発している。
アメリカ人達が宇宙に出るには、75歳になって全てを捨てて宇宙軍に入らなければならない。
なんで年寄りが?というと、やはり若い肉体が用意されているんですね。
スタートレックなどと違い、エイリアン達と平和に共存するのは難しい世界(宙界)では、武力で植民地を維持拡大している。
主人公は戦いの中、一緒に宇宙に出ようと言いながら早くに亡くなった妻を見かける。
その妻は実は、、、なんて感じの宇宙活劇です。
シリーズになってて2,3巻が出ていますがまだ読んでいません。
この本の世界は、基本的に戦い。
遺伝子による汚染を恐れ、情報の交流だけを行うノベヤマ家族、岡崎二郎さんの漫画の世界の方が好きだな。