活字中毒:地球保護区

[rakuten:book:13441405:detail]
環境汚染で住めなくなった地球、人類は植民星に暮らしている。
「回帰祭」では、住めるようになった地球に人材を送り出す植民星とそれに寄生した宇宙生命体を描いていました。
本作では、まだ復活過程にある地球に不法に戻ってしまった人々と追い出したい管理局を背景に、問題解決を図ろうとする500歳の元気なばあちゃん、マッドサイエンティストの1,000人のクローンの内、「落ちこぼれを研究するために」生まれた青年、ばあちゃんを付け狙うテロリストの少女を中心に話が進みます。
人を喰らうという誰も見たことがない生命体、ニュースになるなら人を殺すことも罠にはめることもいとわないダーティジャーナリストも絡んできます。
さわやかな文体ですかっと読めます。