活字中毒:ジョン&マリー ふたりは賞金稼ぎ

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魔道が普通に使われ、ドラゴンのような幻獣が息づいている中世の世界。
主人公は、騎士学校を卒業したけれど就職先のない貧乏貴族の三男坊ジョンと、魔道学校を卒業したお嬢様のマリーアンヌ(マリー)、そしてジョンに横恋慕している同級生のマリーベル(ベル)。
卒業パーティでジョンにプロポーズさせようと違法な媚薬を使ったベルだったけど、ジョンはマリー違いでマリーアンヌに告白、マリーも受け入れて、国王の目前で誓約、結婚を成立させてしまう。
でも、マリーの両親は家柄の差と、マリーのフィアンセの存在を理由に認めない。認める条件は¥1億を結婚式費用として準備すること。出立の日、二人の所持金は¥10,400、だけど、国王から賞金稼ぎのライセンスをもらい、プロの賞金稼ぎを付けてもらった。
最初の賞金稼ぎは、王国成立の故事に基づく幻獣レースでの盗難事件など。
もちろん、簡単に片が付くわけもなく、あきらめられないベルとマリーのフィアンセだったロスが付け狙う。
これは続き物になりそうですね。
筆者の実力もあるけど、水玉蛍之丞さんのイラストが秀逸です。筆者も後書きで書いているけど、イラストで登場人物達に魂が入ったって感じがします。