活字中毒:B-29恐るべし

B‐29恐るべし―WW2航空機の意外な実態 (光人社NF文庫)

B‐29恐るべし―WW2航空機の意外な実態 (光人社NF文庫)

第二次世界大戦後半に活躍した米軍の大型爆撃機。東京をはじめとする日本の各都市を焼け野原にし、広島・長崎に原爆を落としたことでも有名です。
この本は、B-29の開発の背景や経緯から、生産や運用、ピストンエンジンを使った最後期の爆撃機となったB-50など軍用の派生機、民間転用機、さらには、入手したB-29を研究して作られた共産圏の爆撃機までの歴史を解説しています。
爆撃機という兵器を題材にするのは問題がありますが、一つの工業製品の生涯としてみると参考になります。
しかし、飛行機やロケットを運ぶ巨大輸送機"グッピー"がB-29ベースとは知りませんでした。