そしてこの国の「お上」の批判

明治の文明開化以後、先進国の文化、制度、技術を取り入れてこの国は発展してきた。ただ、すべてがそうじゃないけど、政治の中枢部は基本的に武士(さむらいとは呼ばない、たんなるぶし)が牛耳ってきた。彼らの思考は「士農工商」の身分差別。武士社会の中が回ればOK。
だから自分たち以外の国民は使い捨てても問題ないし、仲間内はなあなあで済ますし、とりあえずの言い訳がたてば長期的にどうなろうと知ったこっちゃ無い。
第一次世界大戦の旅順203高地から、第二次世界大戦の様々な失策から特攻に至るまで、証拠は盛りだくさん。
敗戦後も、「お上」体質はそのまま受け継がれていて、国民の安全や利益なんて考えているふりだけ。
前の政権党(2つ)と今の政権党も根本は変わっていなくって、民主主義がなんたるかを理解していない。
今の政治家たちの年齢から考えると大学を60〜70年安保闘争時代に過ごしている。変な理屈だけこねて勉強していなかったんじゃないかと疑ってしまう人もいますね。