活字中毒:南極。

南極。 (集英社文庫)

南極。 (集英社文庫)

やっと読了。京極氏の作品は分厚いんだから。
主人公は、これを主人公と言えるならばだが、「人気最低の四流小説家・南極夏彦」、こまわり君を爺にしたようなスダレ頭の怪人。
それぞれの章は、有名作品のパロディ、中身は違うんだけど(本当にそうなのか?読んでないし)。
最後の章以外は、同じく売れない冒険小説家・赤垣が案内役(貧乏くじとも言う)をつとめる。
他に編集者の椎塚女史、オカルト小説家・中大岡他が周りを固めて、、、

中身はドタバタギャグ。両さんの世界に入り込んだり、最終章は赤塚不二夫の世界に入り込みます。ここでの案内役は目玉のおまわりさん。
いや、面白いけど、読むの時間がかかりますわ。

2/29締め切りで南極先生のソフビ人形が当たるようですよ。(集英社文庫のWebにも告知あるようです)