活字中毒:神様のカルテ2

神様のカルテ2 (小学館文庫)

神様のカルテ2 (小学館文庫)

文庫化されたので購入。
新幹線と在来線の中で読了。

長野県松本市の24時間365日稼働の本庄病院に勤務する夏目漱石かぶれの栗本一止医師を主人公として、医師の世界と人の生き方を描いた作品です。
この間では、東京から戻ってきた同期の進藤医師の言動と、内科の古狐先生とその死を中心に描かれています。

医者というのは病気を治すだけで良いのか、人生の終わりに死というものが避けられない中で患者のために何を出来るかを問いかけています。

ただ、あの勤務状況はやっぱり異常だし、どうにかして改善しなければいけないのだと思います。