活字中毒:猫色ケミストリー

猫色ケミストリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

猫色ケミストリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

ショックで人格が入れ替わっちゃう系のミステリです。
舞台は東大の大学院。
過去の経験で人付き合いが下手な菊池クンは数学系の修士課程。
野良猫のことで、化学系の辻森さんと話している時に落雷。
菊池クン(肉体)は昏睡、意識は辻森さんの身体に。
辻森さんの意識は猫に、猫の意識は寝ている?
菊池クンの体は病院に。
残った二人(一人と一匹)は、とりあえず辻村さんの修士論文の実験を片付けにかかる。
その中で、実験結果の検証が食い違う事件や、猫の餌に混ぜられた薬品で一時的に関係が戻る事件が発生。
何らかの作為を感じた二人は調査にかかる。
面白くて、すぐに読めちゃいました。