- 作者: 野崎まど,シライシユウコ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2013/07/24
- メディア: 文庫
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情報関連の省庁"情報庁"が京都にあるという設定。
人の脳と外部の情報を結ぶ"電子葉"が実用化され、子供への移植は義務化されているが、年寄りはまだの人も多い時代。
主人公は情報庁の役人で、電子葉発明者で量子コンピュータ研究者の最後の弟子。
ソースコードに残された暗号に誘われ、14歳の少女に出会う。
本の帯に書いてある言葉を引用すると、その少女は「すべてを知っていた」。
今の情報化社会の進んでいく一つの方向かもしれない。
テンポよく読み切れます。
最終章の最後の一文(p.354)は!?