活字中毒；【θ/シータ】 11番ホームの妖精: 鏡仕掛けの乙女たち

【θ/シータ】 11番ホームの妖精: 鏡仕掛けの乙女たち (ハヤカワ文庫JA)

この間買い込んだうちの一遍です。
東京駅は在来線が10番まで、新幹線は14番からで、現在11〜13番ホームはない。
近未来、日本はCD技術(どこでもドア)で鉄道輸送を一変させていた。
CD技術は鏡の様な円盤が2.5次元世界への出入口になり、それで瞬間移動ができる。(星界の戦旗で出てくる平面世界の小型版？)
実は、東京駅11番ホームは上空2,300mにあり、駅員はCD技術黎明期の事故で島ごと消滅した事故の生き残りの少女TB(島の皆の帰りを150年以上待っている)。
相棒は狼サイボーグと駅管理の「感情を抑えた」最新式の人工知能。
たまに来る人や物とのエピソードが数編。
読みやすいし読ませてくれる。
どうも後数篇のシリーズ物になりそう。