活字中毒:ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~

怪我で入院した五浦が栞子の母と話すシーンから始まる。
きっかけは太宰の「晩年」を奪うために栞子を傷つけた田中からの依頼。
太宰治の希少本がキーになり、栞子と五浦は栞子の祖父が扱った案件の足跡をたどる。
太宰の本への執着が様々な事件を起こし人々を不幸にしていた。
長年の誤解が解けたり、更に強い執着を示す存在が現れたり、挙句は田中も巻き込んだ対決に発展。
ただ、五浦と栞子の関係はかなり進んだのが救いかな?
人間関係も複雑化したがある所に収斂しそう。
あと1〜2巻で完結、グイン・サーガの様に終わりが見えない恐怖はない。