活字中毒:赤穂バイパス線の死角

赤穂バイパス線の死角 (中公文庫)

赤穂バイパス線の死角 (中公文庫)

歌舞伎役者と女性アナウンサーの心中に疑問を持った老刑事が休みを取り独自に捜査を始めたことから物語が始まる。
四十七士の登場人物に自らをなぞらえた老刑事に、十津川警部も疑問を感じ捜査を始める。
赤穂バイパス線はあまり重要度が高くなく、忠臣蔵の物語と歌舞伎界の因習が物語のメインとなる。
ちょっと読後感は宜しくない感じ。梨園って女遊びが芸の肥やしとか古臭くっていけねぇや。
そんなことしねぇと芸が上達できねぇってのは、なにかい?遊びを正当化したいだけじゃねぇのかい?
大体こちとら名古屋っ子、吉良の殿様贔屓だい!