漫画中毒:クリスティ・ロンドンマッシブ 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

作者の新谷かおるさんは、松本零士さんの弟子だが、個人的にはファンタジーに走りがちな師匠より好き。
シャーロック・ホームズの姪にして女王の隠し子の娘(つまり孫)のクリスティ。
今回ホームズは出ず残念だがモリアーティ教授は元気良し。
クリスティは出きたばかりの自動車を乗り回し、カーチェイスまで
。東欧の王国の騒動に巻き込まれたり、新しいメイドが増えたり、飽きさせない。
巻末のイレギュラー版も面白い。
中の一言、p.94「政治は常に国益にそって動くから国益にならないと判断した時は良識とは別の方向を選択することもありうるのよ。大を生かすためには章を殺すことだってね。残念だけど政治は正義ではないのよ。」
さて日本の政治は少なくとも国益のために動いているのか?