活字中毒:謎解きはディナーのあとで 3 (小学館文庫)東川 篤哉

財閥令嬢でありながら刑事をしている麗子と、慇懃な言葉で主人を皮肉り謎を解明する執事の影山のミステリー。
邸宅や警察署が東京の国立という設定なので、少しは土地勘がある場所が出てきて楽しい。
何しろ第一話の舞台は国分寺の恋ヶ窪、前務めていた会社の本社が、長い間、東恋ケ窪にあったからね。
話全体は軽めのミステリー、いかに影山が主人である麗子を馬鹿にするのかが興味。
巻末には「名探偵コナン」とのコラボレーション作品も。
軽くサクッと読むのに良い作品。
いっちゃん重たいのは巻末の解説だった。疲れた。