活字中毒:鉄道旅ミステリ (1) 夢より短い旅の果て (角川文庫)柴田 よしき

すごく綺麗で読みやすい文章だねというのが第一印象。
ある事情を持って大学の鉄道「旅」同好会に入ってくる女性が主人公。
鉄道の旅を通して本人が人としても「鉄子」としても成長していく。
「ある事情」の方も少しずつ事情は明らかになるが謎は深くなる。
一緒に鉄道の旅をしているような雰囲気になる本で、乗りにも行きたくなってくる。
実際はもう乗れない路線もあるのだけれど。
ということで、続編が準備中らしいですね。
楽しみです。