活字中毒:夕焼けのかなた 眉村 卓 (双葉文庫)

夕焼けのかなた (双葉文庫)

夕焼けのかなた (双葉文庫)

司政官シリーズとか、ねらわれた学園とか昔読んだよね。
作者は1934年生まれだからもう80歳を越えていて、年に一冊の刊行となっているとのこと。
短編集だが、テーマが老いや死にかかわる物が多いのは仕方がないのかなとも思う。
最後の作品「峠」が若干長い作品だが尻切れトンボであるところに作者の達観と執着を感じた。