活字中毒:「宇宙戦艦ヤマト」の真実 豊田有恒(祥伝社新書)

宇宙戦艦ヤマト」を中心に日本のアニメの初期「鉄腕アトム」から携わった著者の活動を描いている。
著者はSF作家だが、前に読んだ作品では文章の書き方はうまくないと思っていた。
なので、本書でも書き方のあらさは目立つ。
前半のアニメの歴史的なところから、後半は「宇宙戦艦ヤマト」を私した故西崎氏との関係が多くなる。
自分のおぼろげな記憶だと、「ヤマト」という宇宙船の出たエピソードで一番古いのは、月刊誌「少年」の付録の小冊子に松本零士氏が描いたもので、ただ、格好は当時のジェミニ宇宙船を大きくしたようなものだったと思う。
この書籍の書かれた動機は、某大手新聞社(十日十月日らしい)にインタビュー内容を偏向して書かれたかららしい。
しようがない新聞社ですね。
まぁ、いろいろありますが、実写版は別にして、今のアニメ版も素晴らしい作品だと思っています。