活字中毒:水族館ガール6

 

水族館ガール6 (実業之日本社文庫)

水族館ガール6 (実業之日本社文庫)

 

 

六巻目の水族はアシカ。
イルカとともに水族館の人気者の一つ。

アシカの芸とイルカの芸は本人(?)たちにとっては全く別の意味を持つそうです。
イルカの芸はイルカにとっては遊びの延長、アシカの芸は上位者から命令されてやるもの。
それもそれぞれの生き物たちの特性なのですが。
物語は水族館の運営基準づくりに悩む梶が倒れたことから。
アシカに悩んでいたと聞いてから、アシカについての格闘が始まった。
折り悪くイルカの妊娠が発覚。
イルカの出産を公開する事により、水族館本来の遊びではない水族に関する知識を広めることになる。
ただ、話は運営基準とアシカとイルカが三つ巴の混乱。
そして夜、予定より一週間早くイルカの出産が始まる。
水族館を見に行くことはあっても舞台裏を見ることはない。
すごく勉強できたと思う。