活字中毒:『スーパーカブ6』トネ・コーケン

 

 

作者があとがきで書いているように、第6巻は「旅」がテーマ。
交通事故で入院を終え、足りない単位を補うための補習と追試、やっとのことで卒業を決めた小熊の大学入学直前までのエピソード。
書類の関係で訪れた病院で同室の人々を見舞う。
小熊、礼子、椎の3人で卒業式後の謝恩会をぶっちし、彼女たちの卒業旅行が始まる。
最初の行き先はこれから住むことになる東京、次はもう戻る場所ではなくなった山梨。
彼女たちなりでのけじめの付け方。
このあとの彼女たちの生き方はまた、別の物語になるだろう。
アニメ化も進行中らしく期待。
小熊のキャラクタって、少し「星界の戦旗」のアクリュアに似ている気がしますね。