- 作者: 西村京太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2018/12/04
- メディア: 文庫
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珍しく鉄道ではなく船旅、しかも飛鳥IIが舞台。
不明確な情報をもとに亀さんと奥さんを連れて飛鳥IIに乗り込む十津川警部。
神戸を出港した飛鳥IIは函館の手前でシージャックされる。
要求された身代金は10億ドル。
ただ、単純なシージャックではなく何かがおかしい。
それが何かは読み進むと徐々に明らかになる。
最後はモヤモヤのまま終わる。
もし、本当にこのような意図でこのようなことが行われるなら実際の結末はもっと違うものになっていたと思います。
ま、娯楽作としてまとめるならこれが限界かも。(比較的薄い本だし)
このプロットなら、ぜひ、ハードボイルドでやってほしいと。