活字中毒:『青梅線レポートの謎』西村 京太郎

 

青梅線レポートの謎 (角川文庫)

青梅線レポートの謎 (角川文庫)

 

 

東京の立川から奥多摩までの青梅線は、青梅駅を境に性格が激変する。
過疎化を防ぎたい奥多摩
青梅線レポート」の言葉を残して刺殺された人、行方不明になった人が出た。
鉄道ミステリーを得意とする作者には珍しく、本書はSFの匂いがする。
初出2017年当時の流行言葉、AI、ロボット、シンギュラリティがキーワード。
SF作品としてみるとステレオタイプだし、強引だし。
最先端のものづくりをなめてんじゃねぇよ!とチコちゃんに怒られそうだね。