2020-10-22 活字中毒:『青梅線レポートの謎』西村 京太郎 青梅線レポートの謎 (角川文庫) 作者:西村 京太郎 発売日: 2020/09/24 メディア: 文庫 東京の立川から奥多摩までの青梅線は、青梅駅を境に性格が激変する。過疎化を防ぎたい奥多摩。「青梅線レポート」の言葉を残して刺殺された人、行方不明になった人が出た。鉄道ミステリーを得意とする作者には珍しく、本書はSFの匂いがする。初出2017年当時の流行言葉、AI、ロボット、シンギュラリティがキーワード。SF作品としてみるとステレオタイプだし、強引だし。最先端のものづくりをなめてんじゃねぇよ!とチコちゃんに怒られそうだね。