漫画中毒

 から読み直し。
民間のアンチテロ組織CATに属する女性で組織された部隊Division-Mを中心にしたもの。
隊長は、テロで夫と息子を殺された日本人女性マリー・ローズバンク。
そのときの傷跡が薔薇の形に残ることから「薔薇のマリー」と呼ばれる。
女性だけの部隊と言うことから、お色気系もあるんですが、この作品のすごいところは、テロの悲惨さ、作品が書かれた当時の世界情勢を取り入れているところ。
残念ながら、911で、現実に追い越されてしまった感もありますが、それを差し引いてもなかなかのもんです。
新谷かおるさんは、松本零士さんの弟子にあたりますが、やたらファンタジーに入り込む師匠より弟子の方が好きです。