活字中毒：工学部・水柿助教授の日常

工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

某国立大学の水柿助教授がミステリィを書き始めるまでの心情を綴ったもの。
でも、実際に書き始めるまでは到達していません。
水柿助教授は、作者そのものとかなりダブるところがあるかもしれません（が、読み物なのでいろいろ違っているとは思います)。
N大学を卒業して、三重県津市にあるM大学の助手から助教授になるあたりの日常が主な内容です。
試験を教官側から見た話など、おもしろいと思います。
ついでに、解説は筒井康隆さんです。