- 作者: 飯田健三郎,552
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/04/07
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 13回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
原作「雷撃深度一九・五」との違いは、映画化ということでエンタテイメント性が増えていること。
潜水艦イ77船長の恋人から贈られた「真夏のオリオン」と題する楽譜。
終戦後60年を経てアメリカから孫の元に届けられたそれを元に物語が始まる。
ストーリーも「雷撃深度一九・五」が第三の原爆を運ぶ巡洋艦が相手で、そこに至る経緯も複雑なのに対して、「真夏のオリオン」では輸送船団の護衛駆逐艦との戦闘に単純化されています。
登場人物の性格や戦法、エピソードなどが流用されているものの別物だなという感じ。
そういえば、映画のホームページには、原作「雷撃深度一九・五」と書かれているのに対し、この本には書かれていない。
出版社が違うからなのか?