活字中毒:さよならペンギン

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著者は理学博士なので、物理学の味が濃い作品です。
主人公は、1,500年生きている塾の講師で"観察者"の南部。塾ではバツイチで通しているが、彼には同居しているペンギンがいた。長い放浪の途中、いつの間にか彼に寄り添っている「ペンダン」。ペンダンは裏返る(空間的に?)と、五歳の少女に変身したりすることもある。
塾の生徒が皆高校に合格した後の休み、南部とペンダンは同類"観察者"を探しに出かけるが、、、
途中の出来事はちょっと残酷なところもあって、それは必要なのかとも思いますが、それ以外のストーリーは思っていたのとそう違いませんでした。うん。