- 作者: 梶尾真治
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/05/28
- メディア: 文庫
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あねのねは、主人公の無意識の欲望を実現するように復讐を始める。
ある日、母親から電話があり、呼び出される。母親は超やり手で会社社長だが大の苦手。
嫌々出かけると、会社の受賞パーティの下働き、でもイケメンがいた。
普通の人にはいない、いたとしてもその人の心の中にしかいないはずの「あねのね」がなぜ外部に影響を与えられるのかというのがポイントです。
母親、恋人との関係がどうなっていくかが読みどころ。主人公がそうなら母親もというのが想像できるところでしたが、総務部長との関係は想定外でした。
おもしろいです。新幹線の名古屋〜新横浜往復で読破。