活字中毒:テアトル東向島アカデミー賞

テアトル東向島アカデミー賞 (集英社文庫)

テアトル東向島アカデミー賞 (集英社文庫)

もしかしたら、まじめに読もうとしたらとんでもなく時間と費用がかかってしまう本かもしれません。
終戦のローレライ」「亡国のイージス」とか「ガンダム」で有名な、福井晴敏さんの自宅?にあるシアター(DVD+TVとも呼ばれる)で、アカデミー賞理事兼会員(本人だけとも言う)が、様々な映画を見て賞を授与、あるいはノミネートするものです。
からしっかり読むには、まず、表題作の映画を見て、本文を読み、その上で、再度映画をみて内容を吟味しなくてはなりません。本文内で引用される他の映画についても当然見なければなりません。さらに、今では入手が困難な作品もあるようです。そんなのはBO●KOFF等のリアル店舗や、AM▲ZONなどのネット店舗やオークションを駆使して探さなければなりません。
んなことやってられないので、普通に読んだのですが、クリエイターの目から見た映画なんかも参考になり、なかなかおもしろかったです。案外、見た映画も多かったのですが、見てみたい作品や見直してみたい作品もいくつかありました。
挿絵として、美川べるのさんの4コマ漫画が入っているのですが、もう少し多いといいな、と。
しかし、この本はB●OKOFFで購入したのですが、\300のタグが何枚も重ねて貼ってありました。タグの枠の色が入荷後の経過期間を示し、普通はある期間たつと値下げするらしいですが、頑なに価格を下げなかったんですね。