漫画中毒:スキエンティア

スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

今よりもう少し技術が進んだ近未来の世界。技術の象徴として建設されたスキエンティア・タワーの屋上には科学の女神「スキエンティア」の象が鎮座されていた。そんな少し進んだ技術を題材にしたSF。

  • ボディレンタル:人生を悲観し自殺を考えていた女性は、自殺志願者を募集している医学サポートに参加する。それは四肢が麻痺した老女に彼女の体を貸す、つまり老女の脳波で彼女の体を遠隔操縦させることだった。
  • 媚薬:脳内ホルモンを制御するホレ薬、人を愛することが長続きしない男は、媚薬を自分に使って、職場の先輩の女性に惚れてしまう。
  • クローン:交通事故で夫と娘を亡くした女性は、クローン技術で娘を再生させる。新しい娘も成長し、事故でなくした娘と同じ歳になってきて、、
  • 抗鬱機:成長期の家庭環境とかで鬱になってしまった男は、抗鬱機を使って気力を回復し、社会生活が送れるようになった。でも、抗鬱機は残った気力をかき集める機械なので、副作用としてひどい鬱がおそってくる。だから好意を寄せてくれる女性には積極的になれない。
  • ドラッグ:LOVE2000というドラッグは普通の人には習慣性も副作用もないクスリ。でも、一部の人には致命的なので非合法になっていた。母、妹と暮らす女子高生の彼女は友達とそのクスリを手に入れるために、そのクスリをくれるという人を探す。
  • ロボット:完全な人型ロボットだけど、まだ複雑な会話まではこなせないんです。長年建設に携わってきて今は身寄りがいない石田さんは病気で余命幾ばくもないため、介護のためにロボットをレンタルする。担当の長谷川さんによると、ロボットは人との交流体験を通して成長していくのだという。
  • 覚醒機:その機械を使うと脳の働きが数百倍にも促進され、天才になる。そのかわり寿命が大幅に短くなる太く短くの機械。ふたりの若いミュージシャン、一人は使い、もう一人は使わなかった。片方の寿命が尽きかけてきたとき出会った二人は、、、

これも良い感じな作品ですね。