決定が遅いのか

報道によると、原発電源喪失の問題はすでに提起されていたらしい。ということは、想定外ってのはオカシイことになりますね。
また、日経エレクトロニクス誌に、同志社大の先生の記事がありますが、それによると福島原発電源喪失後の最終冷却装置は十分機能していたらしい。1号機で規定の8時間、2,3号機はその数倍。その間に適切な冷却をする判断ができなかったのがメルトダウンまで至った原因みたい。
日本全体の危機管理の甘さがあると思う。(実際自分自身もそうだし)
一時期もてはやされた「かんばん方式」の生産管理もJIT(Just In Time)で部品を納入して、部品在庫を最低限にする方式だから、今回のような場合生産が止まるのは自明だし、過去にも部品工場の火災で大騒ぎしたことがある。大元のトヨタはその点認識があって、被災地の復旧に早期に動いたけど、単純に「かんばん」をいれただけのところは困ってしまっただけなのかも。