活字中毒:三匹のおっさん ふたたび

三匹のおっさん ふたたび

三匹のおっさん ふたたび

幼馴染のおっさんたち3人が、自主的夜警団を作って、町中の小悪を退治するお話の第二集。(放火とか立派な犯罪もありますけど、あくまでも町内から大きくはみ出しません)

前作、見るところがなかった清武の若奥さんとかの場面も出てきます。
作者のあとがきによると、中途半端になっていた登場人物のケアも含んでいるらしい。
その他にも、書店の万引きの話は全国の本屋さんの問題をクローズアップしていたり、ニセ三匹が出現したり、面白く読ませてくれます。

ただ、そんな内容もあって、前作に比べるとちょっとパワーダウンかも。
前作を読んでおいたほうが、絶対楽しめます。

「みたび」も出して欲しいとおもっています。
そのときは、大きな悪にも立ち向かって欲しいけど。