- 作者: 松岡圭祐
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/08/28
- メディア: 文庫
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実在の鼠の国や鼠の海とは少々違うとおもわれますが、アトラクション等は同名だったり。
青年は派遣会社からの派遣ということで、十分な教育もされないまま、ビソーブ(美装部)に配属され、パレードの衣装の着付けとか追い回されて右往左往、不満たらたら。
でも、(人は入っていないはずの)鼠の着ぐるみの行方不明事件から、鼠の園のスタッフとしての心構えができていく。
取っ掛かりといい、実在の鼠の園ではありえないだろうなという展開だし、最後もそうかな。
でも、鼠の園で働いている人たちの気概はわかる作品だと思います。
鼠の園と鼠の海、行きたいんだけどなかなかだねぇ。
といいつつ、今日の泊りはすぐそばの潮見駅のホテル。