同じ著者でも、こちらはとんでもないシリーズです。テロやスプラッタ満載。
少しずつ読み進めてきました。
主人公は岬美由紀、元航空自衛隊のF15パイロット、現在は千里眼とよばれるカウンセラ。
今までに読んだ1〜4巻は、カウンセラの恩師だった元千里眼の友里佐知子(脳外科医、カウンセラ、裏の顔は新興宗教の教祖として日本征服を目論む)との攻防を描いています。
航空管制を妨害して民間旅客機を全てミサイルに誤認させようとしたり、ステルス性の強い巡航ミサイルで(当時稼働中の)浜岡原発破壊を狙ったり、日中戦争を始めさせようとして尖閣列島で空中戦が始まったり、首都高山手トンネルを封鎖して脳外科手術で殺人ロボットにされた軍勢で人々を虐殺しようとしたり。
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痛快といえば痛快。
でも、こんな世界がもしかしたらすぐそばに来ているかもしれない今日この頃。
こんなシチュエーションにであったら、少なくとも家族を救うことはできるのだろうかと思ってしみました。
そう思うと読んでみてよかったとも思います。
「想定外」の一言で責任を回避する人たちが多いからね。