活字中毒:教授のお仕事

boteneko2014-09-15

教授のお仕事 (文春文庫)

教授のお仕事 (文春文庫)

エジプト関連の考古学で有名な吉村先生の小説。
都大学の中一教授が主人公で、大学内の様々な出来事を23編でおもしろく読ませてくれる。
100%フィクションってことはなく、何割かは実体験が含まれているのでしょう。
中に少し出てくる考古学や主教に関するうんちくはやはり専門家ですね。
あとがき」や解説も期待していたのだけれどそれはなしでちょっと残念。
しかし、東京地区を想定しているのだろうけど、都大学、みやこ、というと近鉄都ホテルという連想になって京都が思い浮かんでしまいます。