活字中毒:思い出のとき修理します 3 空からの時報 (集英社文庫)

寂れた商店街にある、時計修理専門店の秀司と、美容師の明里、神社に住む大学生の太一が中心人物。
時計店の看板は時計の計が落ち、表題作のような文になっている。
第3巻は明里と秀司の家族や知り合いの話。
最初は秀司の同級生の懐中時計の話。
運が悪いというか罪を皆なすりつけられぐれちゃった男と、優等生、痴漢騒ぎで懐中時計をなくした女性。
あとは、明里と秀司の家族の話が主体。
実の親と育ての親とその家族、少しこじれた関係がどうなるのか。
ちょっとしたボタンの掛け違いにご注意。