活字中毒:(P[か]6-1)ネネコさんの動物写真館 (ポプラ文庫ピュアフル)角野 栄子

以前刊行された単行本に、書き下ろし1遍と作者の生まれた東京下町についてのエッセイ1篇を追加した「お買い得版」です(笑)。
角野さんは「魔女の宅急便」の原作者。
ネネコさんは写真家の両親が残した東京下町の動物写真館をぬいぐるみのクマッチョと二人で継いでいる(クマッチョは動かないよ)。
いきなり失恋の場面で始まったりするけど、各編で心温まるエピソードとともにいろんな動物の写真を撮ります(ゾクっとくるのもあるけど)。
エッセイも戦前の下町が描かれていて良い感じです。大人向けの絵本という感じ。😸