活字中毒:もののけ、ぞろり

もののけ、ぞろり (新潮文庫)

もののけ、ぞろり (新潮文庫)

珍しく、電子書籍で読んだ。
舞台は戦国時代の終わりで豊臣から徳川に移りつつあるとき。
主人公は拾った妖刀村正を持つ少年「伊織」と、妖術で白狐になった弟。(「鋼の、、」に似てる気がするがどちらが早いかは知りませぬ)
そのほかの登場人物も、宮本武蔵とその妻と娘、銃が大好きな家康、おかまの真田幸村とか多彩。
なかなか面白いが、シリーズの第一作なので顔見世興行的?
もう少し物語を振り回してほしかった気がする。
あと、電子書籍だと解説がついていないのでつまらないぞ、と。