活字中毒：ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ 名取 佐和子 (幻冬舎文庫)

ペンギン鉄道 なくしもの係 リターンズ (幻冬舎文庫)

前作はなぜペンギンが鉄道に乗っているかがテーマだった。
本作は遺失物係がなぜこの職業なのかがテーマになる。
いじめに遭い遠足をサボる兄とついていく妹、両親が離婚する血の繋がっていない姉と弟などのエピソードが散りばめられている。
狂言回し的に右往左往しているのはパンクのマジシャン・ハルカム。
前作と同じようにそれぞれ別々のエピソードは最終章に集結していきます。
ペンギン座はあるのかな？

インターネットにこんなページが有りましたよ。

starryplanet.org

活字中毒：主婦やめます! 家事代行チーム松竹梅 桜川 ヒロ (富士見L文庫)

主婦やめます! 家事代行チーム松竹梅 (富士見L文庫)

旦那がリストラにあった松江梨沙、カジノ大変さを理解しない旦那と喧嘩した奥竹美加子、連れ合いを亡くした汐田梅。
3人の女性が家事代行業者を立ち上げる。
3人の名前から「チーム松竹梅」。
松は資格持ち、竹は人脈が凄い、梅は生き字引。
3人の特徴を活かしたいのだけどなかなか仕事はない。
「家政婦は…」シリーズにもあるように依頼人の事情にいやおうでも関わる仕事。
奥さんに逃げられた情報誌編集長の仕事から、引きこもり中学生のお世話に話は進む。
どなたかの書評にあったけど「3匹のおっさん」の女性版っぽい。
でも荒事はやっぱり旦那だね。

活字中毒：本屋のワラシさま 霜月りつ (ハヤカワ文庫JA)

本屋のワラシさま (ハヤカワ文庫JA)

 東京の中央線沿いのある町の商店街にある本屋でのおはなし。
大手書店勤めを挫折した主人公啓は入院したおじの代わりにこの本屋をあずかる。
ただ、この本屋には座敷わらしがついていた。
本屋の主人以外にはただの日本人形に見える座敷わらしは、啓を本や主人にするために叱咤教育する。
小さな商店街の本屋は客も常連が多い。
本の選択にも各々の客の持つ背景が関係してくる。
おじが退院するまでにちゃんとした本屋として立ち直れるのか。
いろいろな本が紹介され、しかもハヤカワのそれが多いのは出版社の差金かもしれない。
でもローダンは読めないよ。
ちょっと既刊の巻数も多すぎるし、今はいない友人の思い出もあるし。

活字中毒：バージンパンケーキ国分寺 雪舟 えま (集英社文庫)

バージンパンケーキ国分寺 (集英社文庫)

今日の国分寺は昼前から夕方まで雨が降っていた。
国分寺の駅ビルにある本屋さんでこの本を見つけた。
読んだのは同じく国分寺のcocobunji。
この本はファンタジー。
国分寺の街の中にある女主人が一人でやっているパンケーキ屋さん。
ドアベルはある女性にのみ反応する。
この女主人とひょんなことから夏休みのアルバイトになった女子高生。
常連の占い師や女子高生の友人たちと幼馴染。
それぞれがゆるく絡み合いながら話が進む。
時勢が飛ぶので気をつけていないといけないけど。
なぜこのパンケーキ屋が存在するのかがだんだんわかってくる。

活字中毒：となりの妖怪さん 1

となりの妖怪さん 1

ボク猫のぶちお。

飼い猫でいるときは何も考えないで良かったにゃ。

でも20年生きたら猫又になっちゃった。

この世界、人と妖怪が共存している、だから妖怪になると登録やら保険やらいろいろやらなくちゃならないんにゃ。

でもボクはなんで妖怪になったんだろ？

何ができるの？

周りの人や妖怪との関係を通してぶちおが成長していく姿を描く。舞

台のモデルになっているのは浜松あたりの山間部だそうで、その都会すぎないイメージも良いと思います。

活字中毒：5月に読んだ本まとめ

5月の読書メーター
読んだ本の数：47
読んだページ数：4228
ナイス数：78

*1" align="left" />ペンギン鉄道なくしもの係 *2の感想
ペンギンが勝手に乗り降りしている鉄道。企業専用の海辺の終着駅である海狭間駅に遺失物係がある。というと鶴見線の海芝浦駅がモデルなのかな？でも企業はフジサキ電機という業務用厨房機器メーカー、これはペンギンロゴのホシザキ電機がモデルだね。でもホシザキ電機は愛知県豊明市だぞ、と。そうか、豊明には桶狭間古戦場跡があるからこの駅のネーミングなのか。物語はほのぼの系。最終話でなぜこの設定かがわかります。さて、水族館のモデルはどこなんだろう？
読了日：05月31日 著者：名取 佐和子
週刊モーニング 2019年 6/13 号 [雑誌]
読了日：05月30日 著者： 
異世界居酒屋「のぶ」 六杯目
読了日：05月30日 著者：蝉川 夏哉
わたしと先生の幻獣診療録 3 (BLADE COMICS)
読了日：05月29日 著者：火事屋
妖怪アパートの幽雅な日常(18) (シリウスKC)
読了日：05月29日 著者：深山 和香
イブニング 2019年 6/11 号 [雑誌]
読了日：05月29日 著者： 
ネコと鴎の王冠(クローネ) (ハルタコミックス)の感想
ビールのマイスターになり自分の醸造所を持つことが夢で再びドイツに来ている日本人青年と、その恋人の話。ビールと料理はどれも美味しそう。ドイツの民族衣装も。ｐ.220のサービスとｐ.221の落差も笑える。読んでいる間に飲んでいたのはサッポロビールでした。
読了日：05月28日 著者：中村 哲也
赤川次郎 The BEST 三毛猫ホームズの推理 (ミッシィコミックス)
読了日：05月27日 著者：赤川次郎
ルパン三世Y 哀しみのAI少女 (アクションコミックス 4Coinsアクションオリジナル)の感想
モンキー・パンチ先生追悼のアンコール発売。コンビニ本（4コインシリーズ）です。4話から構成されるが表題作は第二話。父親（開発者）を悪人に殺され、騙されて悪に加担したAIの少女が人間になるため行動を起こすもの。よくあるテーマだが、ルパン三世ものなのでテンポよく読ませてくれる。第三話は屋上からしかなかに入れない建物、それ自体が金庫になっている。なんか森博嗣氏の「全てはFになる」に似たプロット。第四話は東京の知られざる地下鉄の話。「007は二度死ぬ」でも描かれましたが、本作の場合は環状線で専用の高速列車です。
読了日：05月26日 著者：モンキー・パンチ
週刊東洋経済 2019年5/18号 [雑誌](脱炭素時代に生き残る会社)
読了日：05月25日 著者： 
週刊東洋経済 2019年5/11号 [雑誌](最強私学はどっちだ? 早稲田 vs. 慶応)
読了日：05月25日 著者： 
MAMOR(マモル) 2019年 07月号
読了日：05月25日 著者： 
LaLa 2019年 07 月号 [雑誌]の感想
夏目友人帳の第100話記念号。色んな作品にニャンコ先生がお邪魔しています。
読了日：05月25日 著者： 
ビッグコミック 2019年 6/10 号 [雑誌]の感想
”BLUE GIANT SUPREME"：1st ALBUMのレコーディング。レコーディングに使えるのは2日だけ。レコーディングエンジニアのノアは、ダイにチームの一員だと言われた。Goodなサウンドはとれる。でもGoodなだけではリスナーに届かない。「Fantasticな、Unbelievableなレコーディングができたときに、やっとGoodなモノがアルバムで客の耳に届くんだ。」ラスト2時間、ノアがNUMBER FIVEのメンバーたちに提案したのは？、、、凄い。
読了日：05月24日 著者： 
ラジオライフ2019年6月号
読了日：05月24日 著者： 
とんがり帽子のアトリエ(5)限定版 (プレミアムKC)
読了日：05月23日 著者：白浜 鴎
週刊モーニング 2019年 6/6 号 [雑誌]
読了日：05月23日 著者： 
ビッグコミック　2019年 6月 増刊号
読了日：05月22日 著者： 
まんがライフオリジナル 2019年 06 月号 [雑誌]
読了日：05月21日 著者：小夏ゆーた、ふかくさ えみ、いがらし きみお、おーはし るい、胡桃 ちの、神仙寺 瑛、他
まんがライフ 2019年 07 月号 [雑誌]
読了日：05月18日 著者： 
イブニング 2019年 5/28 号 [雑誌]
読了日：05月17日 著者： 
週刊モーニング 2019年 5/30 号 [雑誌]
読了日：05月16日 著者： 
夏目友人帳 24 (花とゆめコミックス)
読了日：05月11日 著者：緑川ゆき
サライ 2019年 04 月号 [雑誌]
読了日：05月11日 著者： 
ビッグコミック 2019年 5/25 号 [雑誌]
読了日：05月11日 著者： 
LaLa 2019年 06 月号 [雑誌]
読了日：05月10日 著者： 
週刊モーニング 2019年 5/23 号 [雑誌]
読了日：05月09日 著者： 
異世界からの企業進出!? 転職からの成り上がり録 3: 夏季考課篇 (ハヤカワ文庫JA)の感想
「魔王」の会社で、「勇者」に侵略されないためのダンジョンのテスターをするという命の危険もあるが、会社の中に商店やなんとビーチまで完備されているというブラックかホワイトかわからないお仕事。今回は夏季休暇中に「魔王軍」の中で反乱が起きてそれに対処することになった。監督するダークエルフ達の軋轢にも伴う別パーティとの対立も発生。バタバタと忙しない展開だけどまぁ読ませてくれた。で、これが夏のボーナス査定なのかぁ。今回で第34話まで、Webでは210話まで掲載されているらしい。
読了日：05月06日 著者：七士 七海
MILKY WAYの感想
Makuakeのクラウドファンディングで入手。星野之宣氏のが行40周年記念の自薦短編集。20周年以後は連載が多く短編が少なかったとのことで、SF系の作品がほとんど。未発表作品も一遍含まれる。星野氏自身もあとがきで書いているように若干古典的SFっぽいものもあるがずっしりとした読後感。これからも変わらずに書き続けていただきたいと思う。
読了日：05月04日 著者：星野 之宣
世界が感謝!「日本のもの」: 「レトルト食品」「乾電池」から「iPS細胞」「地雷除去機」まで――人気の理由 (知的生きかた文庫)の感想
日本が発祥のもの、発祥じゃなくても実用化に貢献したものなどファスナーからマグロの養殖まで97項目を紹介している。前から知っていたものもあるけど、初めて知ったものもある。やっぱ日本はものづくりが重要だと再認識させてくれる本。2016年1月発行なので、すでに中身は修正の必要なところもあるかも。技術の進歩も早いものです。
読了日：05月04日 著者：「ニッポン再発見」倶楽部
パタリロ! 99.9 [トリビュート・ファンブック] (花とゆめCOMICS)の感想
パタリロの40周年記念／100巻記念公式ファンブック。これを買うとマリネラの国民登録ができるよ。国賓として漫画家さんや声優さんたちからの祝辞や献上画があります。、、、、その中に白石冬美さんからの文も、、、合掌。
読了日：05月04日 著者：魔夜峰央
異世界からの企業進出!? 転職からの成り上がり録 2: リクルート篇 (ハヤカワ文庫JA)
読了日：05月03日 著者：七士 七海
DIME(ダイム) 2019年 05 月号 [雑誌]
読了日：05月03日 著者： 
ひととき2019年4月号【特集】プラモデルの聖都、静岡への感想
東海道新幹線のグリーン車にもおいてある情報誌。特集は「プラモデルの聖都、静岡へ」。工場見学はバンダイホビーセンター、やっぱガンプラか。工場内に並ぶ機械類には「TOSHIBA MACHINE」のロゴ。東芝機械(現在は芝浦機械)はやはり静岡県の沼津にある射出成形機の大手の一つ。で、ジオラマの博物館が静岡県浜松市にあると。行かねばなるまい。
読了日：05月02日 著者： 
Wedge(ウェッジ) 2019年 04 月号 [雑誌]
読了日：05月02日 著者： 
ラジオライフ2019年5月号
読了日：05月02日 著者： 
ラジオライフ2019年4月号
読了日：05月02日 著者： 
まんがライフ 2019年 06 月号 [雑誌]
読了日：05月02日 著者：(temp)
ダンジョン飯 7巻 (ハルタコミックス)
読了日：05月02日 著者：九井 諒子
driver(ドライバー) 2019年6月号
読了日：05月02日 著者：driver編集部
MAMOR 2019年06月号
読了日：05月02日 著者： 
BE-PAL(ビ-パル) 2019年 05 月号 [雑誌]の感想
私も付録に誘われましたが。富士山型LEDランタン。まぁコストの問題もあるだろうけど、最低限防水にしてほしかったな。できれば光量調節とタイマ機能があればよかったな。
読了日：05月02日 著者： 
ニューモデルマガジンX 2019年 06 月号 [雑誌]
読了日：05月02日 著者： 
ダィテス領攻防記 4 (Regina COMICS)
読了日：05月02日 著者：牧原 のどか
ダィテス領攻防記 3 (Regina COMICS)
読了日：05月02日 著者：牧原 のどか
ダィテス領攻防記 2 (Regina COMICS)
読了日：05月02日 著者：牧原 のどか
Newton(ニュートン) 2019年 06 月号 [雑誌]の感想
今号は化け学のお時間。身の回りのものについてわかりやすく説明してくれる。ガラスは液体的な性質を持っている。古い教会のガラスの下が分厚いのはその証拠と聞いたことがあるけど、実はもっと固体固体しているらしい。ガラスが数nm動くのに数十億年かかるらしい。<https://www.gizmodo.jp/2017/10/solid-liquid-glass.html>
読了日：05月02日 著者： 

読書メーター

*1:幻冬舎文庫

*2:幻冬舎文庫

活字中毒：ペンギン鉄道なくしもの係 名取 佐和子(幻冬舎文庫)

ペンギン鉄道なくしもの係

ペンギンが勝手に乗り降りしている鉄道。
企業専用の海辺の終着駅である海狭間駅に遺失物係がある。
というと鶴見線の海芝浦駅がモデルなのかな？
でも企業は総合電気の東芝じゃなくて、フジサキ電機という業務用厨房機器メーカー。
これはペンギンロゴのホシザキ電機（現：ホシザキ）がモデルだね。
でもホシザキ電機は愛知県豊明市だぞ、と。
そうか、豊明には桶狭間古戦場跡があるからこの駅のネーミングなのか。
物語はほのぼの系。
最終話でなぜこの設定かがわかります。
さて、水族館のモデルはどこなんだろう？

- ホシザキ

www.hoshizaki.co.jp

- 海芝浦駅

www.hoshizaki.co.jp

*1:幻冬舎文庫

*2:幻冬舎文庫

*3:幻冬舎文庫