活字中毒:豆腐小僧双六道中ふりだし

文庫版  豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)

文庫版 豆腐小僧双六道中ふりだし (角川文庫)

こちらは、アニメ原作とはちょっと違います。豆冨じゃなくて豆腐だし。
舞台は幕末。江戸時代に一時期流行って忘れられたかに見える豆腐小僧。何故か廃屋に湧いて出て、何故か消えない。周りの妖怪たちも豆腐小僧といると消えにくいみたい。滑稽達磨に教えられたり、袖引き小僧と友だちになったりしながら、江戸のはずれから埼玉の田舎に舞台を移し、最後は妖怪大戦争的な争いに巻き込まれます。
さて、双六道中ふりだしとあるように、物語の最後、豆腐小僧は旅に出ます。どうなるのでしょう。(でも、次に出ているのがいきなり「おやすみ」らしい)
この文庫版、いまはアニメ協賛なのか、カバーが二重にかかっています。豆冨小僧版と豆腐小僧版。豆腐小僧版のうらにはいろいろな豆腐小僧の昔絵がかかれています。