活字中毒:『スガリさんの感想文はいつだって斜め上』平田駒

 

スガリさんの感想文はいつだって斜め上 (5分シリーズ+)

スガリさんの感想文はいつだって斜め上 (5分シリーズ+)

 

 長野の塩尻から名古屋に転向してきた女子高校生は、高校の頼りない家庭科の先生(男)を無理やり顧問にして読書感想部を作ろうとする。
彼女の書いた感想文を読んでもらうのだが、その感想文は切り口が一般の感想文とはちがう。
題材は夏目漱石「こころ」、新美南吉「手袋を買いに」の2篇。
名古屋での舞台が私の地元だったりする。
名古屋市千種区覚王山あたり。揚輝荘とかが重要な場所になる。
学校は架空のものだけど、場所は椙山女学園の山添キャンパスかな?
秋には続編が出るようで、期待したい。
で、「桃太郎」の感想文を読んでみたいぞ。