- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2011/04/23
- メディア: 文庫
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アニメ、小説は豆冨小僧なんだけど、狂言は豆腐小僧(年寄りの設定だからか?)
小説版は、淳史くんが主人公。妖怪は人が思うことで存在するようです。ある時、淳史くんが思うことで存在しちゃった豆冨小僧。江戸時代に流行ったきり思い出されなかったから記憶は江戸時代から飛んでいます。豆腐を持っているだけが存在理由なので、困っちゃっています。
淳史くんのお母さんはお父さんの遺志をついで地域気象制御を開発しています。それを狙う企業や自然保護組織が暗躍。
技術を取られないためにわざとパラメータを変更した状態で、淳史くんが実験場の中にいるのに装置が起動され、大嵐に見まわれ、、、という感じ。面白いです。でも、狂言や落語の方も面白くて拾い物って感じでした。