活字中毒:ランチのアッコちゃん

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

派遣の三智子は仕事、いや、人生に疲れていた。
ある日職場で唯一の女性幹部(容姿から「アッコちゃん」のあだ名が付いている)から、お弁当とランチを取り替える提案を受ける。
元気を取り戻すのが第一話。
第二話は次の職場で正社員と派遣の板挟みになった三智子を移動販売を始めたアッコちゃんが連れ回す話。
第三話と四話はサイドストーリー。
野百合は荒れていた高校時代の恩師と出会う。
ベンチャーの社長は辞めた使えない社員の玲美に救われる。
小品だけど心温まる話達。
最後に第四話から一言、「残業ってよくないらしいんですよぉ」同感。