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今よりちょっと先の時代。地球温暖化が進み、海抜０ｍ地帯の街は水に沈んでいる。
一方、軌道エレベータが実用化され、人類は月に定住し、火星などに手が届きそうなまで進出している。
人々の生活は現在の様式を色濃く残している。
「プラネテス」や「ムーンライトマイル」ほどはドキュメンタリーチックじゃなくて、「ヨコハマ買い出し紀行」ほどは離れていない感じの世界。
そんな世界での人々、とくに少年少女から若い恋人達をメインに読み切り連載のかたちで物語が続いている。
作者は、この作品まではどちらかというとさらに若い年代向けの作品が多かったので、女性の描き方などちょっと幼い感じがしますが、良い感じです。
この漫画、シリーズ化で現在第5集まで刊行されています。
書籍紹介を一挙に載っけると表示がおかしくなるので、順番に紹介しますね。
第一巻は、題名そのまま「水惑星年代記」
メインキャラの一人、軌道エレベータ勤務の茉莉さん(恋人が月からプロポーズしてきて、それが全世界に報道されてしまう)や、同じく、中学2年のカップル八分儀くんと子獅子さんのなれそめの話などがあります。
宇宙猫の話が良いな。
