11月に読んだ本

2014年11月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3187ページ
ナイス数:51ナイス

ふくふくふにゃ~ん 子猫だにゃん (KCデラックス BE LOVE)ふくふくふにゃ~ん 子猫だにゃん (KCデラックス BE LOVE)感想
「ふくふくにゃ〜ん」で大人時代が連載されている「ふくふく」の子猫時代を描いた作品。同じ作者で子猫が主人公の作品には「チーズスイートホーム」がありますが、この作品に出てくる子猫はもっと何も考えていない無邪気な子猫です。飼い主のおばーちゃんを困らせながら、「は〜、おこれないのよね」ですまされちゃう。可愛らしさ満載です。
読了日:11月26日 著者:こなみかなた
宇宙軍士官学校-前哨-6 (ハヤカワ文庫JA)宇宙軍士官学校-前哨-6 (ハヤカワ文庫JA)感想
人類を含む共同体は、敵対勢力による侵略の脅威にさらされていた。地球の宇宙軍の若き士官たちは、保護にふさわしい一族であるかの試験のため試験に望む。一方、地球でも来るべき脅威への対応のために脱出用宇宙船とシェルターの建設が急ピッチで進んでいた。試験に挑む地球人たちは、揚陸艦における白兵戦、戦闘機による空中戦に目覚ましい成績を残す。言ってみれば、基本とマネージメントをしっかり、人の力を以下に引き出すかということ。さて、物語は次のステップに進みそう。先が楽しみかも。
読了日:11月23日 著者:鷹見一幸
とりぱん(17) (ワイドKC モーニング)とりぱん(17) (ワイドKC モーニング)
読了日:11月23日 著者:とりのなん子
鬼灯の冷徹(16)限定版 (講談社キャラクターズA)鬼灯の冷徹(16)限定版 (講談社キャラクターズA)
読了日:11月22日 著者:江口夏実
新久千映の まんぷく広島 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)新久千映の まんぷく広島 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
東京から地元の広島に戻った「ワカコ酒」作者が、地元の旨いものを紹介して(食べまくって)いる作品。編集のカトー氏と、案内人の川上氏(86乗り)が多くに同行している。お好み焼き、牡蠣と言った広島定番のほか、ナナゴや焼き肉やら、絵も食欲をそそる。広島に行く人増えるだろうなって出来。「ワカコ酒」の番外編もあり、ドラマ化が決まったとある。女優さんが誰になるのだろうか、楽しみ。「孤独のグルメ」の女性版っぽくなるのだろうか。ところで、カバーの紹介に川上氏が「名古屋案内人」となっているのはミスプリかな?
読了日:11月22日 著者:新久千映
分岐点 (My First Big)分岐点 (My First Big)感想
SF短篇集です。2004年が初版、2014年に第2刷。人生の分岐点にあなたはどうしますか?分岐点をテーマにしたマンガが集められています。最後の作品の悪魔さんがかわいそう。
読了日:11月21日 著者:藤子不二雄F
うみまち鉄道運行記 サンミア市のやさしい鉄道員たち (富士見L文庫)うみまち鉄道運行記 サンミア市のやさしい鉄道員たち (富士見L文庫)感想
米西海岸の架空の都市「サンミア」を運行する鉄道の物語。地震災害で孤児となった少女たちが大きくなり、運転士と車掌として乗務している。同僚のおじさんたち、乗客や迷子の小公女、競合路線の人たち、列車強盗などとのエピソードが楽しい。舞台はサンフランシスコと三宮のMIXとあるけど、「魔女の宅急便」や「ARIA」の雰囲気も濃い気がします。物語はどれも楽しく読めるけど、深くはない感じ。さっぱりとした読後感でした。
読了日:11月21日 著者:伊佐良紫築
文豪の食彩 (ニチブンコミックス)文豪の食彩 (ニチブンコミックス)感想
太宰治夏目漱石正岡子規樋口一葉芥川龍之介永井荷風、明治を代表する六人の文豪たち。「毎朝新聞」記者の川中は文豪たちとその食をテーマに連載を始める。つまり、文豪たちの食を現在に再現する、あるいは、伝え続けられたものを探し出す。職を再現するためには、当時の社会環境や文豪たちの作品の背景にも迫らなければならない。なかなか読み応えのあるマンガです。各章の後ろに解説が数ページあるので、厳密にマンガだけでもないのですけど。
読了日:11月19日 著者:壬生篤
外天楼 (KCデラックス )外天楼 (KCデラックス )
読了日:11月18日 著者:石黒正数
西川麻子は地理が好き。 (文春文庫)西川麻子は地理が好き。 (文春文庫)感想
青柳さんの勉強シリーズ。浜村渚は数学で謎の数学結社との戦いだけど、こちらは一話完結のミステリ。一話ごとに地理に関する薀蓄がたまります。 しかし、どちらかと言うとひきこもり系の職業と思っている地理テキストの編集者と刑事がなぜ恋人になっているかとか、警部がなっぜいつも鳩時計を持っていてまわりはそれを不思議と感じていないかとか、シリーズ化する気満々ですね。
読了日:11月16日 著者:青柳碧人
図書館戦争 LOVE&WAR 14 (花とゆめCOMICS)図書館戦争 LOVE&WAR 14 (花とゆめCOMICS)感想
物語も佳境に入ってきた。当麻先生の亡命に向かって良化隊の手から逃れる途中で堂上教官の負傷。当麻先生と柴崎は堂上を新宿に残し、中央高速経由で大阪の領事館に向かう。文庫版で原作は読んだけど、次が待ちきれないねっ!
読了日:11月14日 著者:弓きいろ
東京湾 海中高校 (講談社文庫)東京湾 海中高校 (講談社文庫)感想
近未来設定。海水流発電による安定したエネルギーと水中でのみ使用できる安価な建材シーコンクリートを使った実験都市「海中都市」は千葉県沖、海浜幕張新習志野間にJR水中線も走る。その都市は既に廃棄され、卒業生の男・牧村は地上の高校教師になっていた。学校新聞の取材から、記憶が呼び覚まされる。夏波はその中、海中高校に通う女の子。彼女の青春と牧村の現実とが交互に描き出される。海中都市というギミックで成り立っている物語だけど、確かに環境問題への一つの提言にはなっていると思う。しかし、女性は強いねというのが結論か?
読了日:11月12日 著者:青柳碧人
千代に八千代に (アクションコミックス)千代に八千代に (アクションコミックス)感想
表題作は、千代さんの恋。先生に恋してしまった彼女と、先生らしく堅物の彼。なぜ、誕生祝いがかんざしなんだろうって、やっぱ難しいわけがあったんだ。千代さんを中心とした世界で綴られる短編のオムニバス。副題が数学とかの教科だとあるけど、表題作の国語以外は特にそんなところは感じられない。でも、暖かだったり、ちょっと切なかったり、おちゃらけたりしている各々の作品も良い感じです。
読了日:11月12日 著者:大澄剛
居酒屋ぼったくり居酒屋ぼったくり感想
最初は行きつけの書店でもらった書籍紹介のリーフレット。しわすださんのイラストが良い感じだったので購入。ただ、読むのは少しづつ。一気に読んじゃうのはもったいないよね、それじゃ「ぼったくり」じゃんって。物語は両親に先立たれた姉妹が守っている居酒屋、「ぼったくり」はその屋号。常連たちにも恵まれている。出てくるお酒とおつまみ、美味しそうだし、各章の後に簡単な説明がついていて良い感じ。あ、「上善如水」はまだあったかな?たまに現れる謎の男性が良いスパイスになっています。実は第2巻は既に買ってあったりしますよ。
読了日:11月9日 著者:秋川滝美
CD付き 妖怪アパートの幽雅な日常(7)特装版 (講談社キャラクターズA)CD付き 妖怪アパートの幽雅な日常(7)特装版 (講談社キャラクターズA)感想
自殺しかけたところを夕士に助けられた小学6年の女の子有美が本当の意味で助けられる巻。人と人との関係で人は人になる。有美はもっと後の巻でも出て欲しいんだけどね。 CD付きの特装版は、CD付属の小冊子に、少し昔の夕士が長谷の家へ遊びに行くエピソードがある。 小説でも良いのだけど、こうやって画像や音になると更に良いですね。
読了日:11月9日 著者:深山和香
若桜鉄道うぐいす駅 (徳間文庫 か 46-1)若桜鉄道うぐいす駅 (徳間文庫 か 46-1)感想
実在する若桜鉄道の、架空のうぐいす駅の物語。主人公は「私」と表現するので女性かと思ったけど男性。うぐいす駅はライト作と言われる荘厳な造り、これを取り壊して病院を作る話が持ち上がる。主人公は東京の大学院生だが、推進派で村長の祖父と、反対派で先生の先生である教授の間に巻き込まれる。騒動の中での老女の死と突然の祖父の死、村長選への出馬と恋人との関係。最後はちょっとほろ苦くも大団円かと思うが、ちょっとした詰めの甘さが気になる。ちなみに若桜鉄道には隼駅が実在、こちらは木造で、スズキのバイクの聖地になっているらしい。
読了日:11月7日 著者:門井慶喜

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