活字中毒: 上り列車に見知らぬトランク  (すこし不思議文庫)豊田 巧

ミステリーとしてはあまり深さはない。
テツな著者なので、時折鉄道関連のウンチクが出てくる。
目が覚めたら、部屋にすやすや眠る女の子が入ったトランクがあった。
あわてた筋肉脳系の筒井は自分の経営する店に持ってきてしまう。
高校生の結城は偶然その店を訪れ巻き込まれる。
状況打開のために呼んだのは、筒井の友人で、揺れたところにいないと体調不良になる九条。
警察に追われながら真犯人を探しだす。
RAILWARSシリーズが国鉄主体だったから、私鉄のも作りたかったのかな。
さくさく読めます。
これ、シリーズにするのかな?