活字中毒:『海が見える家』はらだ みずき

 

海が見える家 (小学館文庫)

海が見える家 (小学館文庫)

 

 

入社したのがブラック企業で、1ヶ月で逃げ出した文哉。
突然の電話は父親の死を知らせた。
残されたのは南房総の丘の上にある家と車。
会社をやめたばかりでまだ先が見つからない文哉と遺産分配を急ぎたい姉。
父親の家で暮らしだし、父親の足跡をたどり人々と出会う。
父親はなぜ、このような生活を過ごしていたのか。
南房総の自然の中で文哉は自分を見つめ直す。
「幸せってなんだろう」
さて、父親が乗っていたオレンジのステーションワゴンは?
レガシィ(BH5にオレンジがあった)か、ボルボかな?