活字中毒:麦酒の家の冒険

麦酒の家の冒険 (講談社文庫)

麦酒の家の冒険 (講談社文庫)

題名にひかれて手に取ってしまいました。チョーモンインシリーズと同じ作者ですね。
話は、道に迷った大学生4名が不思議な家に侵入したところから始まります。
その家には1階の一部屋にシングルベッド1台、2階の一部屋のクローゼットに隠すように冷凍冷蔵庫とたくさんの缶ビール、キンキンに冷えたジョッキがあるだけ。
大学生4名は泊まりがけのドライブに出たのだが、宿舎でガソリン泥棒に遭遇したり、帰り途中で道路工事による通行止めや交通事故にあったりして、迂回路の途中でガス欠、歩いて民家を探していたのだった。
4人は朝になるまでやることはなく、結局ビールを飲みながら、この謎について議論するのだった。
もしかして犯罪に絡んでいるのか?
議論は、帰った後も続いて、ついでに酒飲みも続いていて。
なかなかに謎解きは複雑だったり、紙と鉛筆を用意して読まないといけないかなと思いました。(作者は簡単な地図は用意してくれていました)