活字中毒:妙なる技の乙女たち

([お]6-1)妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫)

([お]6-1)妙なる技の乙女たち (ポプラ文庫)

作者は愛知県在住です。
舞台は赤道直下、スマトラ島の隣にある小さな島・リンガ島。第2次大戦下日本軍の拠点としてトラック諸島と並ぶ重要地だったらしい。
ロケットガールの舞台、ソロモン諸島はもっと東側)
近未来、そこはCANTEC社の経営する軌道エレベータが設置され宇宙への入り口として発展していた。
物語は、そこで活躍している女性たちを描いたもの。
全8話で構成されていて、1〜7話の主人公は日本名を持つ女性たちで、話は時系列的に並んでいるようです。8話は文庫版書き下ろしで、軌道エレベータが出来る前のエピソード、場所もアメリカ、主人公も日本名は持ちません。
なんでだろう、この頃日本では女性のほうが元気だという報道が多いと思います。海外協力隊でも女性のほうがというのは池上彰さんの番組だったっけ。先週の週刊ポストには「女尊男卑」なんて記事もありました(この記事には感心しませんが)。
頑張れ男の子!ですね。