活字中毒:『浮遊霊ブラジル』津村 記久子

 

浮遊霊ブラジル (文春文庫)

浮遊霊ブラジル (文春文庫)

 

 

名前のインパクトが大きいです(笑)。
それとさほど厚くない本でしたので簡単に読めるかと思い購入。
表題作を含む短編で構成されていて、「解説」にはおっさんと書かれていましたが、おっさんとおばちゃんが主人公。
久々にふる里に帰った男の話とか、身につまされるね、Realおじさんとしては。
気に入ったのは「地獄」で、地獄の鬼もおばちゃんパワーには負けるんかいって感じかも。
表題作もユニークな題名に負けない内容でした。